Ayabe Renaiss Hospital

診療担当医・担当日

更新：2024/04/01

リハビリテーションセンター (Rihabilitation Center)

　当院リハビリセンターでは、理学療法士5名・作業療法士2名・言語聴覚士2名・助手1名が勤務しており、脳血管疾患等リハビリテーション料�U、運動器リハビリテーション料�T、呼吸器リハビリテーション料�Tを取得し、患者さまに充実した訓練を提供することを心がけております。主として脳血管疾患、脊椎疾患術後などの患者さまが多く、小児から高齢の方まで対象として、住み慣れた地域で、生き生きと豊かに生活されることを援助するとともに、患者さま一人ひとりの能力を最大限に引き出していただけるよう努めております。




理学療法の紹介
　理学療法は、病気や外傷などが原因で身体に障がいをもった患者様に対して、起き上がり、 立ち上がり、歩行などの基本的な動作能力の回復を図るハビリテーションです。
　手足の関節の動きを良くしたり、筋力を回復させたりする 「運動療法」、温熱、電気光線などの物理的な刺激を用いて、痛みの軽減などの治療を行う「物理療法」を行ないます。
　患者様一人ひとりの運動機能を評価し、作業療法など他のリハビリテーションスタッフと共に回復プログラムを立案、実施し、社会復帰や家庭復帰の援助をさせていただきます。

作業療法の紹介
　歩行などの機能訓練を行なう理学療法（ＰＴ）と比べ、作業療法は手工芸など日常生活の動作をはじめ、音楽や遊びなど生活全般に渡る広範囲なものとなります。作業療法士は、患者さまがその人らしく生きていくために何が必要なのか、そのためにはどのような能力が必要なのかを考え、適合する作業種目を治療・支援に取り入れます。そして社会の中で自立していただけるよう協力させていただきます。


言語聴覚療法の紹介
　言語訓練の対象となる方は、頭の病気（脳出血や脳梗塞など）や頭のケガなどで、脳の中の言語を司っているところに障害を受けられた方（失語症）、舌などの動きが悪くて言葉がはっきり話せない方（運動性構音障害）、飲み込みに問題があってうまく食べられない方（嚥下障害）、子どもさんでは、言葉の発達に問題がある（言語発達障害）、発音がうまくできない（機能性構音障害）など、小児から成人までの方の治療にあたっています。
　言語聴覚士はその方々にどのようなことばの問題があるのかを調べ、一人ひとりに合った治療方法を考え援助します。そして、より充実した生活を送られよう、また能力を十分に発揮できるように支援しています。さらに、障がいを抱える方々のご家族や周囲の方にも、言葉を理解するお手伝いをさせていただきます。